ブラ街道

街道をブラブラ行きます!街道はなぜ街道となったのか。街道に歴史あり。

02 川崎→神奈川 東海道

T02-旧東海道を行く  川崎宿

投稿日:2019-04-01 更新日:

川崎宿 Kawasaki

神奈川県川崎市

『品川宿と神奈川宿の中継点として、1623(元和9)年に設置された宿場。幕末になると、川崎大師へ多くの参詣者が訪れて最盛期を迎えました』

総屋敷:541

本陣:2

旅籠:72

名物:奈良茶飯、はぜ料理

 

 

 

もうすぐ平成が終わろうとする2019年(平成31年)3月31日、横浜市鶴見から東海道に入り、今日の自転車の旅が始まった。

鶴見村は海岸に面し、茶屋町として繁盛したそうだ。

京急鶴見駅から国道15号線に近づき、下野谷町入口交差点で15号線を渡り、そのまま突っ切る。

JR鶴見線と交わるところは、JR国道駅があるようだが、駅のような人ごみがまったくない。JR鶴見線は、鶴見駅から横浜・川崎の工業地帯を結ぶ短い路線。国道駅は埋め立てられた中に点在する駅に対して国道15号の近くにある駅だから国道駅という名がついたとのこと。製鉄や造船といった重工業の原材料を輸入したり出荷したりするために広大な土地が必要だったため、埋め立てられ、その土地を行き来する鶴見線ができたのだそうだ。

国道駅のガード下は映画にもでるほどの雰囲気のあるアーチだそうだが、誰もいなかった。

JR国道駅を過ぎしばらく進むと、赤い鳥居の重なりが見えてきた。

道念稲荷だ。

 

道念稲荷(横浜市生麦)

2019/3/31 AM8:34

ここでは6月の第一日曜日に「蛇(じゃ)も蚊(か)も」という横浜市指定無形民俗文化財に指定されているお祭りが行われるそうだ。「蛇も蚊も」は約300年前に疫病が流行したときに萱(かや)で作った蛇体に悪霊を封じ込めて海に流したことに始まったとのこと。

「蛇も蚊も出たけ、日和の雨け、出たけ、出たけ」と叫んで練り歩くそうだ。

確かに梅雨時、じめじめとした湿気で疫病がはやりやすい環境になる。こうした行事はそんなときの大切な心のお守りになるのかもしれない。

 

旧東海道を進むと、生麦事件の現場があるはず…

このへんなのにと思っていると、普通の民家の前に看板がありました!

 

生麦事件発生現場(横浜市生麦)

2019/3/31 AM8:43

文久2年(1862)8月21日、薩摩の島津久光の行列を乱したとして英国人3名を死傷した生麦事件が起きた。

のちに賠償問題のこじれから薩英戦争となり、薩摩は完敗する。

その後、薩摩と長州が同盟を結び倒幕へと進むこととなる。

そのとき、歴史が動き始めた~

生麦事件事件現場から産業道路を越えると、旧東海道は高速道路(首都高速神奈川7号横浜北線)の高架沿いを進むことになる。

高速の向こうにキリンビール横浜工場の巨大な工場があり、工場の横浜側にはレンガ造りのブルワリーやショップが見える。

その手前に立派な看板にきれいに造成された生麦事件碑がある。

 

生麦事件碑(横浜市生麦)

2019/3/31 AM8:48

この場所は逃げる英国人のリチャードソンに海江田武次がトドメを刺したところとされる。

このあと国道15号を進むと神奈川宿の入口につながる。

 

 

 

 

-02 川崎→神奈川, 東海道

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

日本橋

T00-1 旧東海道を行く 日本橋

日本橋(江戸)Nihonbashi Bridge(Edo) 東京都中央区 『江戸が政治・経済の中心になり、東海道をはじめとする幕府直轄の五街道の起点となったのが日本橋です』 東海道五十三次は、日本橋が …

東海道浮世絵スタンプラリー(品川宿~間の宿・美原~川崎宿)第1弾

2019年1月、大田区のプールに寄ったときのこと。 東海道スタンプラリーを開催しているちらしに気がついた。 よく見ると昨年に引き続き第2回の開催で2月20日までの浮世絵デザインは第1回と同じもよう(第 …

T10-旧東海道歩いてガイド 箱根越え②箱根宿→三島宿

2019年5月18日、箱根八里の旧東海道を歩いた。 旧東海道は、舗装道路から側道、そして石畳、階段、山道、藪道と道の変化がけっこうある。側道への入り口などわかりにくい箇所も多い。 季節は春、5月18日 …

T00-4 旧東海道を行く 銀貨の鋳造・発行を管轄する銀座

銀貨の鋳造・発行を管轄する銀座 京橋の町を過ぎると次は銀座の町に入ります。 銀座1丁目の交差点を過ぎて、銀座2丁目の歩道に銀座役所跡の碑があります。   銀座発祥の地(The Cradie …

T09-旧東海道を行く 箱根越え①小田原宿→箱根宿

箱根八里の旧東海道を歩いてきた。(May.18.2019) できる限り旧東海道を歩いたので、舗装道路から側道、そして石畳、階段、山道、藪道と道の変化がけっこうある。側道への入り口などわかりにくい箇所も …