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00 日本橋→品川 東海道

東海道0-2 ヤエスの名はオランダ人ヤン・ヨーステンから

投稿日:2018-08-15 更新日:

ヤエスの名はオランダ人ヤン・ヨーステンから
東海道(中央通り)をさらに南に進むと、大きな道、八重洲通りとの交差点である日本橋3丁目の交差点につきます。

向かって右には東京駅の八重洲口があります。

八重洲通りの中央分離帯にヤン・ヨーステン像、奥に平和の鐘、少し先に東京駅があります。

ヤン・ヨーステン像

ヤン・ヨーステンは八重洲の名前の元となったオランダ人で、その名にちなんでここに像があるんですね。

ヤン・ヨーステン 1557頃~1623
「1600年(慶長5年)、オランダ船リーフテ号でウイリアム・アダムスらと豊後に漂着した。そのまま日本に留まり、徳川家康の信任を得て、外交や貿易について進言する役目についた。彼の江戸屋敷は現在の和田倉門ー日比谷間の内濠の沿岸に与えられ、この地が彼の名にちなんで八代洲河岸(やよすがし)と呼ばれて、明治まで続いた。現在は中央区の八重洲としてヤン・ヨーステンに因む地名が残っている。
ヤン・ヨーステン像:オランダ人 L.P.プラート作」

ヤン・ヨーステン像の横には日本とオランダの友好のモニュメントがあり、そこにはこう記されています。

「日本とオランダの関係は、ウイリアム・アダムスやヤン・ヨーステンらの来航によって始まった。1609年(慶長14年)平戸にオランダ商館が設立され(後に長崎に移る)、鎖国時代の日本のヨーロッパに対する唯一の窓口になり続けた。オランダがもたらした学術・文物が日本に与えた影響は大きく、明治以後の日本近代化の大きな礎となった。とくに中央区とオランダとの歴史的な関係も深く、日蘭修好380周年を記念してここにモニュメントを設置し、永久にこの友好を保存するものである。
1989年4月20日 東京都中央区」

平和の鐘は中央区の平和都市宣言の際に設置されたようです。

「中央区は1988年(昭和63年)3月15日に世界の恒久平和と人類の永遠の繁栄を祈念して「平和都市宣言」をいたしました。段上の三角形のアーチはこの宣言を祈念するモニュメントとして設置したものです。この平和の鐘はオランダ製で26個のベルによって四季おりおりのメロディを奏でます。
設置 1989年(平成元年)3月15日 東京都中央区」

 

京へ向かう初めての橋
八重洲通りを過ぎると京橋の町に入ります。

京橋一丁目には東海道53次で有名な歌川広重の家の跡があります。ただし今回は工事中のため、工事の白い壁に看板のみ提示されていました(2017年7月10日)

歌川広重住居跡 所在地 中央区京橋1丁目九番

「浮世絵師歌川広重(1797~1858)が嘉永2年(1849)から死去までのおよそ十年間を過ごした住居跡です。
広重は、幕府の定火消防組同心安藤源右衛門の長男として、八重洲河岸(現在の千代田区丸の内2丁目)の火消屋敷で生まれました。13歳のとき父母を失い、父同様定火消防組同心になりましたが、文化8年(1811)15歳のとき歌川豊広の門人となり、翌年には広重の号を与えられ、歌川を称することを許されました。
天保3年(1832)霊岸島の保永堂から出した「東海道五拾三次」以来、風景画家として著名になり、江戸についても「東都名所」「江戸近郊八景之内」等を遺しています。特に、晩年に描いた「名所江戸百景」は当時大鋸町と呼ばれていたこの地での代表作です。住居は幕府の奥絵師(御用絵師)狩野四家のうち、中橋狩野家屋敷の隣にあり、二階建ての独立家屋であったといいます。平成19年3月」

日本橋、江戸橋、京橋と日本の中央を示すような大きな橋がこのあたりの地名になっています。京橋と銀座の間に「京橋」という橋がありました。京橋は現存しておらず、橋の一部のみが残っています。

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