鳥取で農業を営んでいた祖父母から畑を受け継いだ弟家族。農業経験のまったくなかった弟が今や立派な農家として奮闘中。弟の便りから日本の原風景を感じたいと思います。
「田植えは植えるだけなら一人で十分。1町=1haまでなら一日で十分」
稲の生育を均一にするために、田植えは田んぼごとに一日で完了させる。
昔は、田植えの当日、家族だけでは人手が足りない場合は近所の人に手伝ってもらったそうですが…
「苗運び、苗箱洗も含めると2人仕事かな」
と弟。
田植えは女性の仕事だったようですが、今や田植機くんという強い味方がいます。
田んぼメモ
田植機が普及するまえは、男性が苗を運んで田んぼに目印を付けたあと、女性が田植えをしたらしい。
田植えをする女性は早乙女(さおとめ)と呼ばれていました。