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富士山

富士講、無事行こう④後富士は大山詣り

投稿日:2019-07-20 更新日:

江戸時代に流行した「富士講」をたどってみた。富士講は、江戸時代に江戸から富士山へ徒歩で向かい、お参りして帰ってくるという庶民信仰。講の場所によるが、ある講では、前富士で高尾山詣で→富士吉田から富士登山→後富士で大山詣でをしたという。さすがに全部歩きでたどれないが、4日かけてできるだけ歩いてみた。

 

4日目 大山詣り(2019/7/20)

江戸時代に富士講とともに人気だったのが大山講。大山講の人たちは富士講でもあったとのこと。大山講は平成28年に「日本遺産」に認定されている。

 

伊勢原駅前に巨大な鳥居があるが、これが一の鳥居のひとつか。阿夫利神社までの道中に二の鳥居がある。4日目は阿夫利神社の三の鳥居から大山まいりに出発する。

8:00 阿夫利神社の三の鳥居を出発!このあたりから大山への登り坂の勾配が少し大きくなる。

鈴川を渡り、国定公園のゲートをくぐる。

旧参道を進む。愛宕滝、良弁滝を過ぎ、とうふ坂を登る。

8:50 こま参道

きゃらぶき、みそ田楽など大山名物の店がたくさん並んでいる。

8:54 大山には先導師旅館があちこちにある。こま参道にあるねぎし旅館ではとうふ料理やししなべ、しかなべが提供される。

8:57 お土産屋のゑびすやさんには平成21年安倍現首相や平成24年皇太子殿下現天皇陛下が来られたときの写真が飾られている。

9:02 雲井橋で鈴川を渡ると大山ケーブルカー乗り場はすぐそこ。

9:04 大山ケーブルカーとの分岐点をまっすぐのぼる。ここと山頂の温度差は6度あるとのこと。

9:07 女坂、男坂の分岐点につきました。女坂から大山寺まで約20分です。

9:10 これより先、女坂参道です。”女坂に七不思議あり”の看板があります。

9:22 三町目の標識があります。ここまで階段がずっと続いています。上っている右側にはケーブルカーが登っていくのが時折見えます。

9:27 女坂の七不思議 その一、弘法の水。弘法大師が岩に杖をついたらその跡から清水がこんこんと湧き出たとのことです。

9:29 女坂の七不思議 その二、子育て地蔵。最初は普通のおじぞうさまとして安置されたがいつの頃からか顔が童に変わっていた。この地蔵に祈ると子どもがすくすくと丈夫に育つといわれる。子供がたくさんいるので、もちろんお祈りしてきました(笑)

9:35 女坂の七不思議 その三、爪切り地蔵。弘法大師様が道具を使わず、一夜のうちに手の爪で彫刻されたと伝えられている。何事も一心に集中努力すれば実現できるとの教えである。

9:41 龍神堂。大山の守護神にして雨乞いの本尊なり。雨降り山だけに雨乞いの神様、龍がまつられている。

9:44 大山ケーブルと大山寺本堂の分岐点。とにかく階段が続く。階段には童子像が並ぶ。

9:50 雨降山大山寺に到着。立派な龍神さまがおられる。ちょうど雨が降り出してきた。

10:01 大山寺で御朱印をいただきました。ご本尊の国宝大山不動尊はここからは見えないそうです。

10:06 女坂の七不思議 その五、無明橋で話をしながら通ると下に落ちたり忘れ物や落し物をしたり悪いことが起きたりするという。話はしていないが、鍵を忘れてしまった(^^)

10:14 女坂の七不思議 その七、眼形石。人の眼の形をしたこの石に手をふれてお祈りすれば、不思議に眼の病が治ると言い伝えられている。父の眼の病のことなどお祈りしました。

10:30 男坂と女坂の分岐点に到着。ほとんど階段を登りっぱなしなので、みなさん、息をきらせながら登ってきます。

10:36 大山阿夫利神社下社の境内前の階段に到着。茶屋やお土産やといった売店がある。

10:42 大山阿夫利神社下社到着。日本三大獅子山の大山獅子があります。お参りして頂上を目指します。

10:47 頂上登山口はこちら→。頂上まで90分。

10:50 「これより入山の方はここでお祓いして道中安全のお守りをいただいてお登りください」

10:53 杉山に入ってきます。杉がたくさんはえていてとても気持ちがいいです。雲が降りてきて少し神秘的な雰囲気です。あとでわかったのですが、こちらはかごや道でした。本坂を行くには階段を登っていかなければいけませんでした!

11:17 山頂まで1.755キロメートル。

11:44 最近整備されたかのような階段の道を進みます。山肌がほられ、木の根っこがあらわになっています。

11:54 十六丁目追分の碑。

ここは山頂までの道のりの半分。ここから大山山頂まで40分。

「山頂までまだ40分あるのか~」と登ってくる人は皆そう言う。

ここまできて、やっとかごや道を登ってきたきたことに気づいた。

12:25 富士見台に到着。

富士山が見える!しかもあんなに大きく!昨日の園児たちは登れただろうか。

13:02 阿夫利神社本社に到着!

景色がきれい!

真鶴半島が見える、その向こうには伊豆半島の大室山も見える。箱根の二子山も富士山も頂上まで見える!今日なら登れたのかな~

13:11 大山山頂!標高1251.7m

13:27 さあ、これから下ります。青銅色の鳥居の横から少し入ったところから富士山がよく見える!

富士講の人たちも、富士山があんなに遠くになった、あの山を登ってきたという感慨をもって眺めていたことだろう。

14:04 十六丁目追分まで来た。下りは本坂を下りる。

14:29 夫婦杉、八丁目。横から見ると結構崖っぷちに立っている。でも倒壊しないように根をかなりひろく伸ばしているので大丈夫でしょう(^^)

14:37 千本杉。六丁目。

14:47 阿夫利大社石碑。二町目

14:51 一丁目に戻ってきました。本当はこの門をくぐって階段を登るはずだった。

14:56 山頂の御朱印をいただく。300円

15:03 大山名水をくむ。龍の口から水がでている。

15:07 日本遺産認定の像

江戸庶民の信仰と行楽の地。巨大な木太刀を担いだ「大山詣り」。平成28年1月25日認定との記載がある。

15:12 男坂への分岐点。

15:14 足を滑らすと危ない位急な階段が続きます。男坂は女坂と比べて、みるべきポイントがあまりありません。階段に集中して登ったり降りたりしないと非常に危険だからです。”男坂の七不思議”というものはありません。

ここでは命を守るのに必死にならないといけないくらいからです。

雨あがりで石がぬれているので滑って転ぶと下まで落ちて非常に危険です。まさに決死隊です。

15:41 やっと男坂を降りてきました~ほっとした。

こま参道のおみやげ屋ゑびすやでお土産購入。

ここは安部首相と天皇陛下の写真があるところです。安倍首相は首相と首相の間の時期にプライベートで来られたそうです。プライベートといいつつ、おつきのSPさん?と一緒に行動してたようです。皇太子殿下も安倍首相も何も買わなかったそうですが、写真だけ一緒に撮らせてもらったそうです。

16:25 三の鳥居に戻ってきました。お世話になった宿坊「岩江」は元の名は岩大夫という名だったそうだが、神仏一緒になったときに、岩江という名に変えたとか。そして今も神社でもあり、おもてなししていただいたのは実は神主さんだったようです。道でよく目にした先導師とは御師のことで、今でも古い人は御師と言う言葉を口にするらしい。

16:34 三の鳥居バス停からバスに乗る。

16:52 伊勢原駅バス停到着。江ノ島弁天は16:30までなので、今日は行くのをあきらめることにします。

18:01 新宿駅行き急行にのる。

19:19 最後にいつもお世話になっている浅間神社に無事に帰ってこれたことをご報告、そして感謝の気持ちをお伝えした。

すると、少し残っていた残念な気持ちがなくなり、不思議と晴れやかな気持ちになった。

なんか、よかった。

0歳から50歳までの禊はこれで終わり。

来年51歳から100歳までの祈願にいく。

 

 

-富士山

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