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富士山

富士講、無事行こう②0合目からの富士登拝

投稿日:2019-07-20 更新日:

江戸時代に流行した「富士講」をたどってみた。富士講は、江戸時代に江戸から富士山へ徒歩で向かい、お参りして帰ってくるという庶民信仰。講の場所によるが、ある講では、前富士で高尾山詣で→富士吉田から富士登山→後富士で大山詣でをしたという。さすがに全部歩きでたどれないが、4日かけてできるだけ歩いてみた。

 

2日目 0合目からの富士登拝(2019/7/18)

今回の富士登拝は富士講をたどっていくのが目的のひとつということで、北口本宮冨士浅間神社から山頂へ向かいます。宿泊したのは御師(おし)の家。かつて多くの富士講の皆さんが泊まっていたところです。

御師のいえ 大鴈丸(おおがんまる)は、かつての御師の子孫の方がゲストハウスとしてリノベーションして経営されています。

朝5:35 朝早いので誰もいないので、そのまま大鴈丸をあとにします。今朝は曇りですが、昨日見えなかった富士山が見えます!

今日の天気はどうかな~

近くのセブンイレブンで、山梨限定吉田うどんを食べ、昼用のおにぎりを購入していざ出発!

 

北口本宮冨士浅間神社から出発

6:15 北口本宮冨士浅間神社鳥居に到着。標高850m

今回の登山の無事を祈ってお参りしたあと、境内右の鳥居から外の舗装道路にでる。富士山吉田口登山道の標識を確認して進む。

6:33 しばらく歩くと左側に大塚丘がある。ここは日本武尊が富士山を遥拝した場所だとされる場所。ここはどうしても来たかった場所のひとつ。簡素ながらも残っているのが素晴らしい。

さてここから馬返へ向かうのだが、自動車のとおる道では味気ないので、平行して走る遊歩道を進むことにする。

遊歩道はアカマツ林の中を進む。

7:18 富士北嶺公園へ続く舗装道路をこえたところに案内板があり、中の茶屋まで30分とある。また林の中へはいっていく。

7:42 中の茶屋到着。

9:07 3時間弱で馬返に到着。大石茶屋に気づかず、やっと到着したと思ったらもう馬返でした。

ここまでは富士急バスが通っています。また自家用車でくることもできるので、駐車場には15台ほどの車が停まっていました。

いよいよ馬返から入山します。無計画な入山はしないようにという警告の看板もあります。

 

馬返しから入山

9:14 馬返から入山してすぐ階段を登ると明大山荘というおやすみ処があります。

「休んでいって」という声に誘われて準備間もないテーブル席に座り冷たい水をいただきます。本日の一番が自分だとのことで、9時からスタートしたもよう。ここしかもらえない富士登山認定書の申込用紙がもらう。登頂したら申し込もう!

9:26 再び森に入るとすぐ正面に禊所跡がある。禊所の左の道から登山道を登っていく。

9:37 一合目到着。標高1520m。まだ一合目に着いたばかりなのに、いやー疲れた。かなりとぼとぼ歩く。

9:53 一合五勺 レッキスの看板。時々下から走って登っていくトレイルランの人たちに道を譲り、看板を撮影。

 

二合目到着(標高1700m)

10:19 出発から約4時間で二合目到着。標高差850m登ってきました。

冨士御室浅間神社の本宮は、フェンスに囲まれて入れないようになっている。また鳥居の前の建物が倒壊して鳥居にかぶさっている。建物が倒壊中で危険なので規制線がはられている。

耳がつんとするので、時々耳抜きして体の中の気圧も徐々にさげていく。

お菓子のビスコがパンパンになっている!気圧が下がっていることを実感。

霧が立ち込めてきた。涼しいけど、すでに汗だくだ。

11:00 三合目到着。標高1840m。3合目見晴らし茶屋に到着。かつての見晴らし茶屋は完全に崩壊しています。景色は真っ白で何も見えません。

 

四合目到着(標高2010m)

11:38 四合目到着!疲れた〜。5時間以上歩いてようやく四合目。標高差1160m。まだまだ先は長い…

たどり着けるのか⁈

お腹が空いたのでおにぎり1個食べると復活!おなかが空いていただけだったのか!?

12:08 御座石

12:31 また白い雲が立ち込めてきた。

99折の登山道

12:35 中宮到着

13:00 山道から車道に出たところに五合目の標識あり。標高2305m。山頂まで6.1km387分。

5合目小屋

13:09 佐藤小屋到着。ここの看板は2230m!?さっきより下がってる!?トイレはここからチップ200円。

13:20 急にWIFIにつながり、一気にラインがとぶ。おにぎりをさらに1個たべ出発!

 

六合目到着 安全指導センター(標高2390m)

13:26 六合目

13:43 雨が強くなってきた。これからはカッパを着ます。ここまであった森林がなくなり、雨をさえぎるものがなくなった。

スバルラインからの合流地点で富士山保全協力金1000円を支払い、富士山保全協力者証をもらう。

14:44 六合目から七合目の途中。登っていくのは外国人ばかり。

15:19 七合目到着。ほとんど外国人です。

17:06 本七合鳥居荘

18:11 太子館。標高3100m ここより八合目エリア。ここの直前は岩の間をよじ登るようなところできつかった。登ってるときは呼吸が苦しい。

18:29 蓬莱堂到着。やばい!日が暮れるまえに着かないと!

19:13  日が暮れた。強風が吹くと吸える酸素が減るのか、少し吐き気がでる。辺りは暗くなり不安になる。

着いたと思ったらあとひとつ上。元祖室は?と聞くと、すぐ上!あと5.6分だよ!

暗闇の中、ライトをつけて歩く。雨風が強く、他に歩いている人もいない。不安な気持ちになるが、進むしかない。少しでも気分が悪くなると立ち止まって少しづつ進む。

 

やっと山小屋(元祖室)到着!(標高3250m)

19:30 元祖室到着!。出発してから13時間30分、やっと到着~

たすかった~

靴を靴袋にいれてカッパなどもいれる。

20:00 夕食のカレーをいただく。ごはんとお茶が暖かった。カレーはスパイシーで美味しかった。

20:30 足元に濡れた靴を入れた袋を、頭側には荷物を置いて眠る。眠るところは幅30cmほどだけど、今晩は、余裕があるので、2人分空きで隣の人が寝る。しきつめられた寝袋にはいりこんで眠る。明日1:30に登れるかの判断がある。4:40ころご来光。8時までにチェックアウトすればよい。

強風と雨で山小屋がガタガタいう。

山小屋スタッフの話し声がよく聞こえる。

疲れていたが不安と緊張のせいかよく眠れず。

筋肉痛の足をほぐしたりして夜を過ごす。

「厳しいと思います」と言われた登頂、

明日は登れるだろうか。

 

 

-富士山

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